おかあさんになって…

私は23歳〜保育士をしていましたので、
子ども達やそのまわりの沢山の人達の中で
コミュニケーションをとりながら、
人とつながることでお仕事をしてきました。

長い間、自分はそういうことが好きで、
得意なのだと思ってもいました。

ところが、
母親になり、息子との日々の中で、
自分の他の一面に否応なく気づかされることになりました。

幼かった息子の子育て中、
児童館へ行くことや公園で沢山のママや子どもたちとわいわい過ごすことを私はとても苦痛に感じていたのです。

息子はのびのび遊ばせてあげたいけど…
できるだけいろんな人とかかわることを経験させてあげたいけど…

私が苦しい…

私の中にいつも葛藤がありました。

子どもに必要で重要なこととは〇〇
子どもにとって良い環境や関わり方は〇〇

私の持つ専門性と知識とで
よりよい子育てをしたい、しなければ…

と、頭はどれだけでも考えるしわかっているのに、
ちっとも体がついてきてくれないのです。

まわりと比べて不安になったり
何気ない誰かの言動に心がざわざわしたり 

子どものためにと思ってするはずなのに
ストレスになり、

どっと疲れたりイライラしてしては
子どもや家族にきつく当たってしまう…

無理をして出掛けることをやめてみても
それはそれでやっぱり煮詰まってしまう…

申し訳ない気持ちになるし
そんな自分がいやになる…

全て私自身のことですが、
こうした苦しいループの中に居た期間は
けして短くありませんでした。

今振り返れば、
こんな風に自分の中で繰り返し葛藤を感じることは、
けして子育て中に限ったことではなかったことにも気付きますが、

母親となり、
目の前には全身全霊で自分を必要とする我が子の存在がある日々は、

私にとって、
自分の中の苦しさや葛藤と直面せざるをえず、
いよいよ自分1人では対処することが難しくなった
状態、タイミングでもありました。

私が、
お母さんのサポートをしたいと願う原動力のひとつは
こうした自分自身の体験にあります。

もし今、
そんな気持ちを感じている方がいらっしゃるとしたら、

心理カウンセラーとして
心のサポーター、伴走者として、
対話を通してお手伝いできることがあると思います。

2年前よりカウンセラーとしての活動をスタートし、
クライエントさんとの大切な心の対話を重ねてきました。

また活動と同時進行で
自分自身への理解をさらに深めながら、
カウンセラーとしての資質やカウンセリングスキルの向上のため学びを継続しています。

プロフィールはこちらから
https://irotoridori-heartcare.com/profile/

熊本は久しぶりのまとまった雨です。

苦しく厳しい状況にある人たちに降り注ぐものが

愛と慈しみでありますように…


けして独りではないと、
忘れられてはいないと、
感じられますように…

おかあさんの安心と勇気を育む
イロトリドリ
カウンセラー 水上里美

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おかあさんの安心と勇気を育むイロトリドリ では、
子育てという人間同士の深いかかわりと日々共にあるおかあさんのための心理個人セッションやグループワークを行っています。

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