変化や緊張、興奮など刺激も多かった春の日々を過ごした後は…

長いお休み明け、
重たい感じのする心やからだを奮い立たせて
がんばった人たちも少なくないかもしれません。

息子が小さかったとき、
連休や長期休暇が終わる夜になると、

「お休みが終わる…」

と言って、
お布団の中でしくしく泣くことがありました。

理由はそれぞれに違うはずですが、

長い休暇が終わり
再び登園や登校
大人なら出勤が再開する時、

憂鬱な気持ちを感じたり
体が重く感じる…というようなことを、

私自身も何度となく経験しました。

特に親にとって、
子どもの様子というのは気になりますし、
影響を与え合うもの。

気持ちをゆっくり受け止めてあげられることもあれば、

我が子の様子にこちらが不安になったり
心配になったり、

はたまた
喜んで行ってくれたら楽なのに…
と負担感や苛立ちを感じたり、

親である私たちの心も揺れ動きます。

お休み明けに限らず、

自分自身の心が痛んだり負担を感じているような
ときであっても、

子どものお世話を優先させる必要があったり、

些細なこと
よくあること
そんなものよ…
私がなんとかしなければ

と、自分に言い聞かせたり、やり過ごしたり…
そんなことが沢山あったように思います。

そうすると、
なんとなくその時はやり過ごせたような
気持ちにもなるのですが、

繰り返す心の痛みや負担感をそのままにし続けてきたことで、

自分でも気が付かないうちに、
思いの外心の負担感が大きくなっていた…
ということも。

子どもたちを守り育てていると、
子どもたちを優先する必要のあることは
実際たくさんあるかもしれません。

だからこそ、
私たちが健やかに
持続可能でいられることは大切です。

私たちが大切にしたい、守りたいと
慈しみ育てている目の前の
その子どもたちと同じように、

私たち親や大人も、
大切に扱われるべき存在だとしたら…

自分にどんな言葉をかけ、
何をしてあげるでしょうか

改めて、
自分自身にも目を向けてみてあげて
やさしい声をかけてあげたり

安心して正直な気持ちを話せる人に
聞いてもらったり

1人の時間を確保したり
お風呂にゆっくり入ったり
好きな香りに癒やされたり

色々な方法があると思いますが、

何か1つでもやってみることができたら、

心とからだはどんな風に感じたり
反応したりしているか
確かめてみましょう。

もしも、
これは自分のため!と、
良かれと思ってやっていることが、

やったことで心や体に余計に負担をかけてしまったように感じるとしたら、

別の方法を試してみるのも
よいかもしれません。

私たちは自分自身でも、
心にとって意味のあるお手当を
してあげることができます。

自分の心とからだにやさしく、
安心や安定感、
穏やかさを取り戻すことへとつながるのは
どんなことか…

試してみましょう。
(私も日々、試行錯誤しながら確かめてみています。)

とは言え、
そもそもそのゆとりがないように感じたり

自分では、自分には
難しい…と感じたり

胸の内を誰にも言えずに
とにかくがんばり続けているとしたら、

第3者のサポートを受けてみることも
自分を大切にするための
大切な選択肢の一つです。

利害関係がないことで、
やっと自分のことを優先できたり
正直な自分でいられたりすることが
あるかもしれません。

自分に合ったカウンセラーとの出会いや
カウンセリング体験の機会を通して、

心との関係性を大切にできる人が
増えるといいなと思います。

変化や緊張や興奮などの
刺激も多かった春

心身の疲れを感じるときは、

できることから

これならやりたい
やれる

と感じられることからでいいので、

自分にやさしく
自分を労れることを
選択してあげてみてください。

おかあさんの安心と勇気を育む
イロトリドリ・心理カウンセラー
水上里美

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